デビュー 長い旅路の途中で

 

 

 

 

1/22 わたしの自担がデビューする。

 

 

 

 

ずっと気持ちを綴る場が欲しいと思っていたのでデビューという大きな節目で少しだけ振り返ってみたい。

 

これはあくまでわたしの記憶の整理と記録に残しておきたいだけなので大した内容ではないことだけ前もって言っておく

 

 

 

 

 

 

わたしはSixTONESが好きだ。

 

 

 

元々彼らに出会ったのは当時バカレア組と呼ばれていた6人の時代だった。

 

 

 

2012年。

 

当時AKBが全盛期で新世代のエースとして抜擢されたぱるること島崎遥香を見たくて友人に私立バカレア高校のDVD BOXを借りたのが彼らとの出会いだった。

 

 

初めはかっこいい子達だなと思い見ていたが興味本位でジャニーズの方のメイキングを見てすぐ好きになった。

 

 

尖っていつつも可愛い6人がそこには居て、そこからハマっていくのは本当に秒だった。

 

 

しかしわたしがハマり始めた頃には既にバカレア組と呼ばれる6人は解体されつつあり、ほくじぇがメインの少クラになっていったのを覚えている。

 

 

クリエでほくじぇと4人に分けられた伝説の事件もこの頃だった気がする

 

 

6人のことは大好きだったがハマった時期も時期で、わたしは特に北斗くんとジェシーのシンメが大好きだった。

 

 

まさに白天使と黒悪魔だと思っていた。

 

 

登場する度白黒の衣装で対で並ぶその姿は高校生とは思えない程色気を放ち、とても華やかに見えた。

 

 

当時M誌で持っていた連載の「HとJの間にはi(愛)がある」(通称あいこめ)が本当に大好きだった。

 

 

全身白タイツに身を包んだ2人がお悩みに答えていくスタイルだったがわたしはこれを見るために毎月M誌を買っていた。

 

 

ちなみに今でもほくじぇのあいこめは復活すればいいと思っている。

 

 

しかし、これも長くは続かなかった。

 

いつも可愛くてかっこいい2人が大好きで、もちろん6人が良かったがそれでもまだ2人で歌っていることだけでも嬉しかった。

 

 

少クラでは、2人で歌う姿を楽しみにしていたが、徐々にほくじぇは一緒に歌わなくなっていった。

 

 

北斗くんは後ろに下がり、ジェシーは増田くんや半澤くんなどと歌うようになった。

 

当時のわたしはそれが受け入れられず、また違和感も感じていた。

 

それは、ジェシーがどこか寂しそうに見えたからでもある。

 

 

ジャニーズJrとしてセンターに立ち、まだ若いのに1人で全てを背負ったジェシーの姿はどこか寂しそうで、私はいつも、大丈夫かな?と不安に思っていた。

 

 

北斗くんも正直その時は不貞腐れていたように感じた。

 

 

その頃は丁度ジャニーズJr総無所時代で、グループもあまりなかったように思う。

 

ジャニーズJrを全面に押し出したテレ朝のガムシャラ!が始まり、地方民の私は一生懸命見れるサイトを探して見ていた。

 

 

 

それはガムシャラJ's partyを見るためでもあった。

 

Jrのライブを見れる機会はほとんどなく、田舎の高校生の私にとっては貴重な機会だった。

 

ガムシャラJ's partyでバカレアのメンバーたちがたまに揃うだけで嬉しくて、この頃もちゃんと6人のことは好きだったんだなと今では思う。

 

 しかし、同時に部活の忙しさや大学受験が重なりあまり追うことも出来なくなっていった。

 

 

そんな中で、久しぶりに少年倶楽部で6人が揃い、HELL,NO を披露したのを見て、泣いて喜んだことは今でも鮮明に覚えている。

 

 

 

見たかった光景だった。

 

 

 

1番望んだ形だった。

 

 

 

大好きな6人がそこには居て、本当に本当に嬉しかった。

 

(その時嬉しいと感じたのはもしかしたら離れ離れにされていた大好きな2人、北斗くんとジェシーが一緒にいたからなのかもしれないが、それでもバカレア組の6人が揃って少クラで歌ったことは私にとって本当に嬉しい出来事だった)

 

少し経ってSixTONESが結成され、友達と大喜びしつつ受験期間に突入し、ほとんど追うことができなくなっていた。

 

 

SixTONES結成当時、グループができたということはあと1.2年以内にはデビューすると思っていたしまさかデビューするまで5年かかるとは思っていなかった(笑)

 

 

そんなこんなしているうちに、わたしは受験に失敗し浪人した。

 

 

ひたすら勉強漬けの毎日にうんざりしながら生活していたがある時模試の結果が悪く落ち込み、勉強するのも嫌になった時期があった。

 

 

そんなときたまたま見つけたのがSixTONESが歌うTHE D-motionだった。

 

 

衝撃だった。

 

 

あんなに色気がありつつも幼さが残る彼らが、しっかりと成長し恐ろしくかっこよくなっていた。

 

 

驚きすぎて、ひたすら無心で何度も再生した。

 

 

その時「もっと努力しなくちゃいけない。」そう思わせてくれたのもSixTONESだった。

 

 

わたしの人生にはSixTONESがいた。

 

 

常に私に力をくれたのはSixTONESの6人だった。

 

 

 

そして無事受験も終わり大学に入った。

 

 

たまたま松竹座で少年たちBTが行われると聞いて応募し、少年たちBTを見に行った。

 

 

 

後から知ったが少年たちBTは日生、松竹、さらに少年たちLVで全国各地を巡っていたためチケットはわりと余っていたようだった。

 

実はこれが私が人生で初めてSixTONESを生で見た日だった。

 

 

Snow Manと共に並ぶSixTONESの姿は私には大きく見え、わたしが想像していた以上にSixTONESは成長していた。

 

 

そして今まで応援できなかった空白期間を悔やんだ。

 

1番大切な時期に支えになれなかったことも6人の成長する姿も、すべて見ていたかったと後悔した。

 

そんな気持ちを持ちつつも、SixTONESの成長や進歩を見るのが本当に楽しかったし、些細なことでも私にとっては幸せだった。

 

 

たまに地上波で先輩のバックにつく度に喜んでドキドキしながら見たし、2017年のベストアーティストで中丸くんとスノストで出た時はテレビの前で緊張しながら見ていた。

 

不良演出とか言ってなんかさせられてて緊張していたのに面白くて笑った記憶はある。

 

 

雑誌の表紙になると決まれば、喜んで雑誌売場に並ぶSixTONES表紙を写真にとってウキウキしながら購入した。

 

 

湾岸、東山アイランドと時は流れ、SixTONESはいつも忙しそうだった。

 

 

そして、2018年1月17日。今でも忘れられない。

 

 

KINGとPrinceがデビューすることが決まった。

 

 

 

正直ショックだった。

 

 

人気はあったし次は絶対に彼らだろうと思っていたけどいざ本当になると悔しかった。

 

これからもしかしたらどんどん後輩に先を越されてデビュー出来ないかもしれない、そう思った。

 

それと同時に、SixTONESに対して申し訳なさも感じていた。

 

いちオタクの力じゃどうしようもないのは分かっていたが、彼らをデビューさせてあげられないその状況に悩み、本当に苦しかった。

 

 

そんな中で行われたSixTONES 横浜アリーナ初単独公演。

 

 

 

わたしは死ぬほど緊張していた。

 

 

開始早々知らない曲(jungle)が流れたがそんなことどうでも良くなるくらい歓声が大きく、またこの公演にかける彼らの気迫を感じていた。

 

この日のMCでキンプリが見学に来ていてジェシーが「じゃあ俺たちは22日にデビューで!」と言ったのが現実の伏線回収もどきになるとはこの時思ってもいなかった(笑)

 

 

そして、兄組と呼ばれる4グループ、Snow ManSixTONES、Love−tune、Travis Japanで行われたJr祭りは今思えば、キンプリのデビューを踏まえた上でのお互いの今後への意思表示の場だったのかもしれない

 

 

各グループそれぞれの自分たちの強みをぶつけ合う合同公演は後にも先にもこのJr祭り2018が熱かったと思う。

 

 

 

そんな中でYouTubeのジャニーズJrチャンネルが始まった。

 

SixTONESのために、と一生懸命再生したり、何もわからない中で1番にこだわって頑張ってきた。

 

それはSixTONESが最高のグループで、彼らが世界に出ていくグループだと信じていたからだと思う。

 

今思えば本当に当時のスト担は根性あったなと思う。

 

 

夏は前年までSexyZoneがソロコンをしていたTDCをJrが使わせていただけることになった。

 

 

"ねえ、この夏は1度きりだよ"

 

 

本当に1度きりのSummerParadiseだった。

 

 

サマパラはSixTONESの公演数がダントツで多かったがさらに追加公演も決まり勢いを感じていた。

 

TDCに通いつめたのも今ではいい思い出だし、色々あったけど私としては本当に毎公演楽しくて仕方なかった。

 

次々と新しい流行りが生まれ公演ごとに楽しそうなMCのレポも流れていた。

 

 

 

みんなでホットケーキの歌を歌ったり、ポテトを揚げたり正直本当にみんなやりたい放題だったと思う(笑)

 

 

そんなこんなでまた少年たちの季節になり日生にも通った。

 

美少年の岩崎大昇くんを可愛がるスノストがお兄ちゃんで素敵だった。

 

 

 

そして2018年10月29日。

 

 

東京の品川に突如「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」というキャッチコピーの元、大きな広告が現れ誰もが驚いた。

 

 

どんどん広告は展開され都内をジャックし汐留にも大きい広告が現れた。

 

その後、YouTubeアーティストプロモに日本初で選ばれたと知り、関西に住んでいたが広告を見るため東京に向かった。

 

 

汐留の広告を前にしてわたしは1時間ほど動けなかった。

 

 

これは本当に現実なのか?

 

夢じゃないのか?

 

 

と何度も考えたがそこには紛れもないSixTONESの広告があった。

 

大好きな6人が堂々と映っているその姿が妙に誇らしくて、SixTONESが最強なのはやっぱり思い違いじゃない!と思ったのもその時だった。

 

しかし、YouTubeが始まってからSixTONESは徐々に「デビューしたい」と直接的には言わなくなっていた。

 

不安だった。

 

実際、彼らと共にずっと頑張ってJrをしてきた仲間がグループごと退所し、彼らにも沢山考えることがあったのだと思う。

 

 

大きな流れの中で飲み込まれないように必死にしがみつき、頑張っていこうとする姿を見る度私は不安になった。

 

 

いつか糸が切れてもう無理だと言い始めるかもしれない、事務所を辞めてしまうかもしれない、そんな不安を持っていたのは事実で、常に不安との戦いだった。

 

今思えば私が心配性なだけだったのかも知れないが、あるグループの退所は正直事務所からの見せしめだと当時は思った。

 

だからこそ不安だったのかもしれない。

 

 

様々な雑誌で「SixTONESは違う形で売れていく」「CDデビューではなく違う道を後輩に示せたらいい」「デビュー組と同じ土俵にたてる時が来たら…」と発言するようになり、私は薄々彼らがCDデビューを諦めかけているかもしれないなと思った。

 

 

私自身はCDデビューして欲しかったが、もしも彼らがデビューではなく本当に「違う形で売れていく」ことを目標にするなら着いていくしかないと思ったし、結果的に世界に出て行けるならCDデビューしなくてもいいかなとも思った。

 

 

私は単純に彼らが目指す場所を一緒に追いかけたいだけだった。

 

 

神社に行って絵馬に「SixTONESがデビューしてみんなが笑顔になれますように」と書いたこともあるし、短冊に「SixTONESのみんながずっと一緒に笑顔で過ごせますように」と書いたこともある。

 

 

彼らが笑顔で幸せだなと思いながら前に進んでくれることが私の願いだった。

 

世間からしてみればジャニーズJrは所詮デビュー予備軍のバックダンサーでしかなく、認めてもらうには長い時間がかかるだろうなとも思っていた。

 

北斗くんがなにかの雑誌のインタビューで

 

「みんなには「ありがとう」と「ごめんね」とを言いたい。ジャニーズJrを応援することで肩身の狭い思いをさせてるかもしれないので ごめんねって気持ちがあるけど、皆さんが好きって言葉を自由に放てるようにさらなる高みを目指します」と言っていて、この人は私たちの思いも背負ってくれるんだなと思ったこともあった。

 

これを読んだ時は北斗くんの優しさがちょっぴり身に染みた。

 

 

話は戻るが、YouTubeアーティストプロモで広告が東京をジャックし、その後YouTubeの公式からJAPONICA STYLEのMVが上がった。

 

 

さすがにこの時は涙が出た。

 

 

嬉しくて嬉しくて仕方なくて、何度も何度も再生した。

 

 

そしてYouTubeFanFes(YTFF)に出ることが決まり、わたしは中継を見ていた。

 

 

初めて出させて頂くのに大トリで驚いたが、彼らのパフォーマンスを見て身震いした。

 

今まで見たことがないくらい気合が入っているのが分かったし、眼力がえげつなかった。(YouTubeにその時の動画あるので見たい方はぜひ!見た方もまた見てみてね!)

 

 

いつも可愛い笑顔を見てきたので、あんな顔をした彼らをあまり見た事がなかったが外部フェスでの気迫は恐ろしいものだなと思った。

 

(個人的に1番気合が入ってたのは後にも先にもこれがダントツだと思います)

 

この勢いのまま行っちゃお~~!と思っていたけど大々的に取り上げていただくこともなく、、、この時ばかりは事務所を恨みましたね。

 

その後アイランドでは、黒金衣装をお披露目し、世界観をガチガチに固めて一瞬で空気が変わる!という噂を聞きつけ一目見たいとアイランドに入り……。

 

SixTONESやっぱりすごい!と思ったしなにより本当に黒金衣装が似合っておられて……(性癖にドンピシャ)

 

(余談ですがこの時のトラジャのパフォーマンスがすごく好きで、オリ曲のリミックスと衣装が可愛かったのを覚えています。)

 

 

その後CHANGE THE ERAの開催が決まり、日程には結成日5/1に城ホで公演があることを知り少し期待をしたりしなかったり…。

 

 

横アリ3/23夜公演でMC中にみんながびっくりしたり座り込んだりして「なになに!?怖い!!!」と思ったのも束の間、追加公演が決まった。

 

ただでさえ兄組の中でもダントツで公演数が多かったのに追加が決まって勢いを更に感じていた。

 

 

そしてついに5/1。

 

 

この日は配信も入っていて会場内もどこか期待を寄せる人で埋まっていたように思う。

 

しかし、結果からいうと

 

 

 

 

何も無かった。

 

 

 

 

普通に配信が始まって終わっていった。

 

 

モンストのCMは決まったがそれだけだった。

 

もちろんCMは死ぬほど嬉しかったが、期待した分ショックは大きかった。

 

 

 

しかし、ある意味この感情にも慣れつつあった。

 

 

 

次の日。5/2昼公演のMCで彼らはこんな話をしていた。

 

 

「昨日みんなで久しぶりにホテルで集まって今後のこと話したんです。俺たちこれからどうなるのかなって。」

 

 

 

 

涙が出た。

 

 

 

あ~こんなこと言わせたくないのにな、どうしたらいいんだろう、と思った。

 

彼らなりに頑張ってきて、でも何をしてもどうしようもなくて、これからのことを按じる姿を見て悲しかった。

 

 

と同時に、本当にどうしたらいいのか。私もそして周りも悩んでいたと思う。

 

それもそうだ。その時点で彼らは全員事務所歴10年越え。

 

 

ずっと追いかけてきた人達はすごいなと改めて思う瞬間でもあった。

 

 

大阪公演も無事何事もなく終わったが正直地獄はここからだった。

 

 

仕事がない。

 

 

 

本当に仕事がなかった。嘘ではない。

 

 

毎月の雑誌の仕事はあったがそれくらいだった。

 

 

スノトラなにわのたまアリが羨ましかったし、丁度その頃からSnow Manの露出が徐々に増えていた。

 

 

先に発表されたはずのCMも音沙汰が無く、正直めちゃくちゃ焦っていた。

 

 

その段階で決まっていた仕事と言えば8.8東京ドームと少年たちだけで、少年たちに出ることが決まった段階で「あ、今年もデビューはないんだな」と思った。

 

 

私が一生後悔することと言えばこの8.8東京ドームだと思う。

 

 

絶対にデビュー発表はないと高を括っていた。それが大きな誤算だった。

 

 

わたしはその日、家で1人でビール片手に配信を見ていた。

 

配信早々嫌な予感がした。

 

 

いつまで待ってもSixTONESSnow Manが出てこない。

 

 

デビューの噂も流れていたし見ながら嫌だなぁと思いながらMCに入り、各グループびっくりするような番宣ばかりだった。

 

 

そしてまずストトラでのInstagram開設が報告されびっくりしつつもジャニーズも時代が変わるものだなと思った。

 

 

そしてついにその瞬間は来た。

 

 

 

 

"Snow Man(avex) SixTONES(sonyMusic)同時デビュー決定!"

 

 

 

 

その文字を見た瞬間1人で大号泣した。

 

 

 

大好きな6人がデビューする。やっとスタートに立てるんだ。そう思った。

 

 

それと同時に彼らがこれからもアイドルとして誰も欠けることなく6人で歩んでいける確証を得たことが何より嬉しかった。

 

 

 

それと同時に今までの出来事が走馬灯のように駆け巡って、泣いても泣いても涙は止まらなかった。

 

 

一言いうなら、長かった。本当に長かった。

 

 

 

やっとこのもどかしくて苦しい気持ちから解放されると思って嬉しくもあった。

 

しかし、この時わたしは腑に落ちないことがあった。

 

 

彼らの覚悟を決めたような目。

 

後々、YouTubeにてこの表情の真相は明らかになったのだが…。

 

 

その後の配信は見てたけど放心状態で覚えていない。8.8に関しては本当に本当に覚えてない。DVD出たので感謝。

 

 

この後デビュー決定会見や諸々の発言等で時系列問題なるものも出てくるけどここでは触れないでおく。

 

8.8でホールツアーとアリーナツアーが決まり、全国を巡るツアーと聞いて楽しみにしていた。

 

 

そして10月9日。Rough xxxxxx 初日

 

神戸国際会館を皮切りに始まったツアーはSixTONESから私たちファンへのたくさんの思いがこもったライブだとすぐに分かった。

 

 

まずセットリストが最高だった。端的に言うとエモい。この言葉がぴったりなセットリストだった。

 

 

私たちが望んでいた、また見たい!と思っていた曲を全部盛り込んでくれたかのようなそのセットリストにSixTONESの優しさを感じた。

 

 

個人的な理由で申し訳ないが、特にほくじぇの「キミハカルマ」を初日に見た時は嬉しくて泣いてしまった。

 

 

ずっと戻ってくることを願い続けたシンメがそこにはいて、少し大人になって成長した「キミハカルマ」がそこにはあった。

 

 

振り付けも当時と同じものを入れてくれていて、たぶん会場にいたほくじぇ好きな人はもれなく死んでいたと思う。これぞエモ。

 

(泣き崩れる音がそこらじゅうから聞こえました)

 

 

他にも3D Girlはもちろん、何が一番エモかったってどう考えてもShake It Upだったと思う。

 

 

 

原点のこの曲でアンコールに出てくる彼らは、拳をまっすぐ突き上げて上を向いていた。

 

 

ほくしんをセンターにしておどる姿を見て懐かしさと成長を感じなんとも言い難い気持ちになった。

 

 

この先これからもずっと6人が進んでいく姿を見届けられると思うと涙が出た。(ここまで読んでいただくと分かるが私は極度の泣き虫である)

 

 

そしてツアーで各地を巡り、ジャニーズJrのツアーとしては最後となった沖縄公演。

 

 

本編最後の 光る、兆し で北斗くんが泣いてしまい、そこから涙の連鎖で樹も泣いてしまい…

 

 

たくさんの思いがあって、沢山苦労してきて、わたしたちに今まで涙なんて見せたこと無かった彼らはデビューが決まって泣くようになった。

 

 

そんな姿を見て泣き虫の私は泣かないわけがなかった。化粧もぐちゃぐちゃになったけど気にはならなかった。

 

 

正直沖縄公演は本当に本当に楽しくて最高だった。SixTONESは最強で最高だった。

 

 

沖縄公演も終わり年の瀬もSixTONESは大忙しだった。

 

 

紅白にカウコンに歌番組にバラエティ。

 

 

ひしひしとデビューを実感していた。

 

そして1/4

 

 

SixTONESのデビューコンサート初日。

 

 

公演が始まりわたしはびっくりしっぱなしだった。

 

 

まだ見ていない人もいるので書かないでおくがデビューにもなるとこんなにお金をかけてもらえるようになるのかと驚きしかなかった。

 

 

今考えてみれば彼らはJrという立ち位置であまりお金もかけられない中で工夫してコンサートをしていたんだとその時に気づいた。

 

 

衣装も今まで、もちろん素敵な衣装ばかりで見られなくなるのも惜しいくらい素晴らしかったけれど、ツアー衣装はラパパン衣装以外全て新しいものになっていた。

 

 

コンサート中何度も「これがデビューか…」と思ったし本人たちがコンサートで色んな演出をしたいと昔から言っていたので、それがこれからどんどん叶っていくと思うと楽しみで仕方ない。

 

 

新曲のTelephoneとNEW WORLDが披露され、特にNEW WORLDは激エモ曲だった。

 

 

ジェシーが歌う、「あの日の偶然の出会いから始まった僕らのストーリー  きっと奇跡なんだ」のフレーズは初めて聞いた瞬間ハッとさせられた。

 

 

光る、兆し にも似たような歌詞があるが、本当に彼らが今ここで6人で過ごしているのは奇跡で、当たり前じゃない。本当にそう思うよ。

 

 

 

 

そして、1/4の本編最後。デビュー曲のImitation Rainで最初に泣き始めたのはきょもちゃんだった。

 

 

本当に驚いた。沖縄公演でも泣いていなかった(はず)彼が一番最初に言葉につまり泣いていた。

 

 

そしてそれは全員の涙のスイッチを入れ、本人たちも、そしてオタクたちも、会場全体が涙に包まれた。

 

 

わたしは一言みんなに送りたい。

 

 

 

みんなよく諦めずに頑張ってきたね。

 

 

6人誰も欠けることなくここまで来れたこと、本当に奇跡だと思う。

 

 

 

6人には伝えきれない感謝がある。

 

 

わたしに夢を見せてくれてありがとう。

 

たくさんの思い出をありがとう。

 

 

今日SixTONESはデビューする。そしてわたしはJr担を卒業する。

 

 

 

街中には大きな広告が展開され、渋谷や大阪の街の画面をジャックする姿がある。

 

 

 

広告の付近を通る人は言う。

 

「この人たちこの前テレビで見た」

「これシックストーンズって書いてストーンズって読むらしいよ」

「あ~ジャニーズの新しくデビューする子たちか」

ストーンズかっこいいよね」

 

 

 

こんな世界が来るなんて思っていなかった。

 

ここまで来るのに本当に長かった。

 

 

誰が好きなの?と聞かれたとき「ジャニーズJrだから知らないと思うけど…」と言っていたが今は違う。

 

 

たくさんの人がSixTONESのことを知ってくれている。

 

 

 

デビューは今でも少し実感がない。全てが驚きで、分からないことだらけだ。

 

 

触れてなかったのでここで言うが、わたしはバカレア組と出会うまでジャニーズと無縁の人生だった。

 

だからジャニーズはほとんど知らなかったし小学生の頃恐ろしく流行った「花より男子」も実は見たことがなく、嵐が人気な理由を後々知った人間だった。

 

 

そして、そんなわたしが人生で初めて好きになったジャニーズがジャニーズJrの6人組である。

 

 

ジャニーズがデビューしたらどうなるか、どんな待遇になるか、どんなことが起こるのか、ほとんど知らなかった。

 

 

デビューが決まり、わたしは人生で初めてCDというものを予約した。

 

 

20歳を超えて恥ずかしながら、ジャニーズJrのファンをしているとCDを予約して買う経験をすることが出来なかった。

 

 

しかし本当に小さな小さな夢であった、推しのCDを予約して購入するという夢が叶ったのである。

 

 

 

SixTONESを信じて、SixTONESについて来て良かったと改めて思う瞬間だった。

 

 

これから、もしかしたら言われのない言葉に傷つくかもしれない。

 

辛くて苦しいこともあるかもしれない。

 

でも、そんな時守ってあげられるファンでありたいと思う。

 

 

いつも、"お前らは守るから"と歌ってくれる彼らに、今度はわたしたちが大きな盾となって守ることができるようになりたい。

 

 

これからもSixTONESとファンの、持ちつ持たれつな関係が続けばいいなと思う。

 

 

さあ、第2章が始まる。

 

 

 

私は、彼らを応援して後悔したことは1度もないしこれからもきっとないと思う。

 

 

それは単純に、彼らがいつも期待以上の景色を見せてくれるからだと思う。

 

 

SixTONESのことを気になっている人がいれば迷わず好きになって欲しい。彼らはいつも最高の景色を見せてくれるよ。

 

 

 

 

 

 

デビューに対して不安もあるが、今は期待で胸がいっぱいだ。

 

 

 

本当にデビューおめでとう。

 

 

 

最後に。

 

 

 

あの日の、偶然の出会いから始まったSixTONESのストーリー。

 

 

 きっと奇跡なんだ。